とどまる、変化、適応

今日のダーリンは『規則正しい生活』について。規則正しい生活が、立派で正しい生活だと考えられているが、ほんとうにそうなの?と書いている。
規則正しい生活をするとは自分に規則を課すわけで、それは自然ではなく人工的なもの。そしてこの規則正しい生活は、1年365日変わることなく行われる。でもはるかむかしご先祖さんの時代では、四季に合わせ、気候に合わせて生活のパターンもリズムも変化していたはず。自然に合わせて生活していたはず。だから規則正しい生活は、規則は正しいけど立派で正しいとは言えないのではないか。日々目まぐるしく変化していくいまの世の中では、それに対応する能力が必要で、それは規則正しい生活とは違う、人間本来の自然な部分から生まれるのだと締めている。
たしかにそうかもしれないが、不規則な生活を送れば、その先には何が待っているだろう。たとえば子供の生活。親の生活習慣が変わってしまったので、いまの子供は夜遅くに晩ご飯を食べ、日付が変わっても起きているとか。
むかしテレビで観た。深夜にひとり起きてDVDを見る幼児。深夜に起きているから朝起きられない。幼児のころからすでに夜型。発育に影響するとドクターが言っていた。
遠い未来、幼少期をこのように過ごした大人たちだけになったとき、世界はいったいどうなっているだろう。こわいSF映画のようにならなければよいが。