エイリアン:コヴェナント

前作『プロメテウス』はずっこけたが、観ないわけにはいかなかった。監督はエイリアンの生みの親。今度こそはという思い。でもだめだった。ずっこけはしなかったが満足もしなかった。
これだけ続けば工夫が必要で、前日譚というキーワードは魅力的だったが、時間を戻しただけで内容は変わりなく。前作で生き残った人造人間が、エイリアンに心奪われるという設定は面白かったが、そのような狂人は映画では巨万と登場している。
監督がリドリー・スコットなのがいけないのだろうか。心が縛られ自由でなくなり、新しいものが生み出せないのだろうか。『プロメテウス』以前エイリアンは4作作られているが、すべて監督が異なり個性的で面白い。2はエイリアンたちとの全面戦争が迫力あるし、3は毛色の違う映像が新鮮で、4はエイリアンを打ち負かすクローンリプリーが痛快。
前日譚はもうひとつ用意してあるそうだが、おそらく興行成績は振るわないと思うので、目にする日は来ないだろう。監督の名誉のためにはそれがよいのかもしれない。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です