ガステーブル

大阪ガスの定期点検があった。問題はなかったが、ガステーブルのホースが10年経っているので交換したほうがよい、ホースの長さも短くしてくださいと言われた。
さっそくホースを購入しようとしたが、ホースを10年使っているということは、ガステーブルも10年使っているわけで、こちらも更新しようと思い立った。そういえば瞬間湯沸かし器の点検の案内が届いていたが、こちらも10年使っている。設備は10年程度が使用期限なのだ。
瞬間湯沸かし器はお金がかかるのでもう少し使うことにして、ガステーブルとホースを新調した。グリルさえあれば何でもいいので、安い順でソートしてトップに表示された製品にした。昔ながらのつまみを回すタイプだが、天板はフルフラットにグレードアップした。
でもこのフルフラットがいけなかった。お湯を沸かそうとやかんを載せると五徳が動く。ルーズすぎるのだ。前に使っていた製品は昔ながらのものだったので、五徳は重くしっかりしていたが、フルフラットのせいか格好よく見せたかったのか、この製品の五徳はペラペラで軽かった。フルフラットでも高いものは作りがしっかりしているのだろうか。お店で確かめればよかったとがっかりしたが、五徳の上に物を置いてみなければわからないので、仕方がないと慰めた。
グリルも勝手が変わってしまった。スペースが広く大きくなったので、これで秋刀魚もきちんと焼けるだろうと喜んだが、広くなったためにバーナーからの距離が遠くなり、これまでよりも調理時間がかかるようになってしまった。焼き具合も大人しくのっぺりしてしまった。
これも使ってみなければわからなかったが、それにしても安い製品はいけないと身に染みた。メーカーはきっと値段なりにしか向き合わないのだろう。