プラスチック

無印良品で下着を購入したら、パッケージが紙に変わっていた。これまではプラ系だったと思ったが、環境を考えてのことだろうか。フックも紙でできていて、徹底していると感心した。
来月からお店のレジ袋が有料になる。近所のドラッグストアはすでに実施していて、レジの横に数種類の大きさのレジ袋が吊るされているが、どのサイズにすればよいか即断できなかったり、店員に詰め寄る方がいたりしてレジが混雑する。なんだかなあ。
マイバッグがブームになって久しいが、遅まきながら布製のバッグを持つようになった。なんとなく後ろめたさを感じてきたからだが、そのせいでゴミ出しに使っていたレジ袋が底を着こうとしている。ゴミは袋に入れないわけにはいかないので、これからはポリ袋を買わなければならないが、売場で買うかレジで買うかの違いで、この対策に果たして意味はあるのだろうか。
対策の発端のひとつであろう海洋ゴミにしても、不届きな輩はなくならないだろうし、水溶性の袋はまだ実用化されていない。バイオマスタイプにすれば焼却時の二酸化炭素の性質はクリーンだというが、作る過程ではどうなのか。環境への負荷は減るのだろうか。
もっと感心を寄せなければならないが、それにしてもお上の浅はかさに辟易する。有料化にしたところで抜本的な解決にならないし、糸口にさえなっていないのではないか。