ルート・ブリュック

一日かけて美術展を3つ。中之島で『フィンランド陶芸』展、京都へ飛び『ショーン・タン』展、伊丹へ戻り『ルート・ブリュック』展。さすがに疲れたが、明日から休みがとれないだろうと思ったので、会期終了前にぎりぎりすべり込んだ。
もっとも印象に残ったのはルート・ブリュックのモザイクレリーフ。さまざまなサイズや意匠や色の陶板を組み合わせ、木や街や太陽や雲を表現していた。それらは繊細で、力強くて、詩的で、ユートピアだった。これらは晩年の作品だそうだが、彼女はほんとうは建築へ進みたかったそうなので、最後に夢を叶えたのかもしれない。