無印良品の質

初詣は毎年地元の神社と伊勢へ参拝しているが、その日は新しい下着をつけるようにしている。それで身を清めたことにはならないが、少しでも清々しい気持ちで参拝したい。
下着のパンツは無印良品のトランクス一択。むかしはいろいろなメーカーや高額のものも穿いたが、いまはこだわりがなくなった。腹が出たので衣類全般興味が薄れてしまった。
昨夜風呂あがりに新しいパンツを穿こうとして驚いた。太ももに余裕がなく腰まで上がらない。包装を見るといつものサイズなので、また型が細くなったのか。でも一緒に購入したもうひとつを試したところ、いつも通りのサイズ感。すべての色柄を持っているが、入らないものはないので、色柄によって型が異なることはないだろう。であれば製造ミスということ。
無印良品はどうしたのだろう。掛布団カバーは布団の出し入れや留め方が変わってしまい扱いづらくなった。パジャマはサイズがS~M、L~XLという2サイズになってしまい、普段Mサイズなので前者を選んだら小さかった。従来のMサイズであればジャストフィットだったのに。
こういうのを改悪というのだろう。掛布団カバーは、ファスナーやひもより扱いが楽なプラスナップにしたというが、プラスナップは寝返りを打つだけで外れてしまう。カバーを裏返さずに済むようにと開けた穴は、そのうち引っ掛けて破けるかもしれない。
パジャマは乱暴が過ぎる。人間の身体は2サイズにまとめられるほどに変化したのか。JIS規格はいまでも3サイズで、XLを加えれば4サイズ。だから4つの型を用意しなければならない。