風信子ハウス

浦和駅から西へ20分の別所沼公園。メタセコイヤが立ち並ぶ沼のほとりを一周すると、それはひっそり建っていた。詩人であり、建築家でもあった立原道造の夢の小屋。その寸法は間口2.5m、奥行6m。たった4.5坪の広さだが、あちこ...

埼玉最後の休日

7週間ぶりの休日。そして埼玉最後の休日。国立へ行き、紀伊国屋スーパーの買い物袋を手に入れた。ミーハーなお袋のリクエストだ。国立は一度訪ねてみたかった。敬う人たちが暮らすまちを見てみたかったし、林雅子さんの『ギャラリーのあ...

エスケイプ

用事で大阪へ戻ったが、なんだか妙な気分。埼玉での暮らしが霧に包まれたようにぼんやりしている。いま書きながら思い返しても一向にはっきりしない。嫌なことがあると、それを忘れようとして、そのときの記憶がスッポリ抜け落ちてしまう...

救いの言葉

いま心に響く言葉は、「がんばって」「がんばります」前者はいまの状況を知っている家族や友人からの言葉。電話や手紙に励まされる。後者はあるテナントの現場監督の言葉。いわゆる天然者で、ミスターナチュラルというあだ名を命名した。...

さいたま新都心

埼玉に来て3週間。毎日があっという間に過ぎてゆく。今日は休日だったが、午後からどうしても現場へ行かなければならなくなった。別所沼公園に建つ『ヒヤシンスハウス』を見に行こうと思っていたのに。立原道造さんは無知に等しいが、『...

投入堂

一昨日ドキュメンタリーで放送していた『投入堂』。鳥取県は三徳山三佛寺にある国宝。ずいぶん前から訪ねてみたいと思っているが、いまだに実現していない。番組を見たあと、この休みに行こうと刹那に思い立ったが、冬の間は閉山だそうだ...