Gatewayふたたび

パソコンメーカーのGatewayが日本へ再上陸するとニュースが伝えていた。
はじめて買ったパソコンはGateway2000だった。使い物にならないソフトがついておらず、高スペックなのに割安で、24時間の電話サポートがついていた。
直販のはしりといわれ、業界に新風を巻き起こしたが、双壁のDELLが台頭し、やがてその風も弱まった。挽回しようと、名前をGatewayにし、一般受けするファンシーなロゴマークを打ち出した。直営店を設け、様々なキャラクターグッズをつくった。
でも2001年夏、Gatewayは突如日本から撤退した。ニュースで知りすぐにウェブサイトを訪ねたが、トップページはすでにお詫びのメッセージに変わっていて、まるで夜逃げのようだと思った。どれほどのユーザーがいたか知らないが、なぜ事前に通知しなかったのか。これがサービスを提供する名の知れた企業のすることか。腹が立ったのですぐDELLに切り替えた。
いまはパソコンも行き渡り、販売台数は減少の一途だそうだが、そんな土俵に再び上がるとは大した度胸。それとも向こう見ずなだけだろうか。