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先日『DUNE / 砂の惑星』を鑑賞したIMAXシアターのスクリーンは、幅26m×高さ18mでアスペクト比は1.43:1。このアスペクト比のスクリーンが設置されているのは、鑑賞した109シネマズ大阪エキスポシティと、グランドシネマサンシャイン池袋のみだそうだ。
他のIMAXシアターではアスペクト比1.9:1で上映されているそうなので、1.43:1に比べると上下が25%切れてしまう。IMAXの他では、シネマスコープのアスペクト比は2.35:1だそうなので、上下が39%も切れてしまう。劇中フルスクリーンのときにポールやチャニがアップで映る場面があったが、シネマスコープスクリーンではどのように映るのだろうか。
気になって仕方がなかったので、確かめようと再び鑑賞。普通の劇場ではつまらないのでドルビーシネマを選択。スクリーンではIMAXには及ばないが、輝度、コントラスト、没入感では負けないだろう。『スターウォーズ / スカイウォーカーの夜明け』をドルビーシネマで鑑賞したが、エクセゴルのダークトーンの描写や、スター・デストロイヤーの大艦隊にゾクゾクした。
鑑賞した部屋のスクリーンサイズは公表されていないが、映画好きの方のブログによれば、この部屋のスクリーンはシネマスコープではなくビスタビジョンだという。アスペクト比は1.85:1(米)ないし1.66:1(西欧)だそうなので、IMAXに近いアスペクト比ではあるが、本作のIMAXでない場合のフォーマットはシネマスコープだそうなので、レターボックスで上映された。でも上述の場面を含め1.43:1の場面に不自然さはなく、知らなければ気がつかないだろう。
音響はドルビーシネマのほうが優れていたと思う。IMAXを鑑賞した部屋は12チャンネルだが、こちらは何チャンネル使っているのだろう、部屋全体が解像度の高い轟音に包まれていた。エンドロールの曲が気に入っているが、IMAXよりこちらのほうが耳馴染みがよかった。映像は、性能の高さゆえなのだろう、全体的にいっそう暗く感じた。席が空いておらず最後列のひとつ前の列だったが、視力が弱くなっているので少しぼやけて見えた。
久しぶりのドルビーシネマだったが、AVP(Audio Visual Path)を通ると高揚感が高まるし、青いアクセントが施された漆黒の部屋も好ましい。スクリーンにしか重きを置いていないIMAXには今さら真似できないつくり。すべての劇場が同じなので、ブランドイメージも強くなる。

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