仕事がいくつか終わったので、溜め込んだ紙のシュレッド作業をはじめた。
普段からまめにシュレッドすればよいのだが、そう簡単にはいかない。うちの印刷物は9割がA3サイズだが、シュレッダーはA4サイズなので、切ったり折ったりしてA4サイズにしなければならない。1枚2枚ならよいが、一度に何十枚も不要になることもあり、そうなるとつい後回しにしてしまい、仕事が終わるまで溜め込むことになる。
昨日A4サイズ化が済み、積み上げると1mになった。これだとひと月はかかりそうだ。A4サイズ化は自分の都合で粛々と行えるが、シュレッド作業はそうはいかない。相手は機械。
シュレッダーは高価なものだと一度に何十枚も投入でき、1時間以上連続使用できるものがあるが、うちのシュレッダーは家庭用なので、一度に投入できるのは4枚程度。連続使用時間は12分で、再開まで1時間待たなければならない。結果一日の処理能力は30Lのゴミ袋ひとつかふたつ。中腰でシュレッドしなければならないので、どのみち長時間作業できない。
さっそく朝からシュレッドしていたが、しばらくすると端のほうで紙が詰まってしまった。取り除こうとしてもうまくいかない。このまま続ければ具合が悪くなりそうな気がしたので、昼時ということもあり今日の作業は中止した。
昼ご飯を食べながらネットでシュレッダーについて検索していると、書類廃棄サービスがヒットした。このサービスは知っていたが、個人事業では無理だろうと頭になかった。実際検索上位の業者は法人しか相手にしていなかった。でもある業者を見ると、法人の文字はなく事業者としか書いていなかったので、ダメもとで電話してみると引き受けてくれるという。コロナのせいで安価な自社回収は中止しているが、割高だが宅配業者による回収は継続しているとのこと。割高とはいえ、120サイズの段ボールで1,400円だというので申し込むことにした。腰をいたわりながら不毛な時間を過ごすことを思えば安いものだ。