横濱ウィンナー

ラジオで聞いたライブ音源にしびれ、すぐにアルバムを手に入れたが、そのライブの模様が収録されたDVDが発売されていると知り、喜んで手に入れた。
ライブは『ワルツを踊れ―Tango Walzer』というアルバムを引っさげて行われた。ウィーンにあるウィーン・アンバサーデ・オーケストラと共演した曲が収録されているのだが、このライブのためにはるばるウィーンからやってきて、すばらしいアンサンブルを披露してくれた。『ワルツを踊れ』の収録曲だけでなく、『ARMY』『WORLD’S END SUPERNOVA』『惑星づくり』『GULITY』なども演奏され、オーケストラを取り入れたアレンジがとても素敵だった。
サポートメンバーでは、ドラムのあらきゆうこさんがかわいい顔をしてテクニシャンだった。正確に拍を刻む振りをして前後にアクセントをずらす。『WORLD’S END SUPERNOVA』では、ジェフ・ポーカロのシャッフルばりに軽快なリズムを刻み、コーラスのザ・サスペンダーズカスタムはノリノリだった。岸田さんと佐橋さんのギターの掛け合いも見ごたえがあった。
岸田さんがうれしそうに話していた。「31年生きてきたけど、多分、3歳くらいからずっとこういうことがやりたかったんやと思います」