ようやく手中に収めることができた。1968年に出版されたもので、ずっと探していた。オークションサイトに登録するも、一向に出品されずにいた。
京都へ出かけたので、河井寛次郎記念館へ立ち寄り、ダメもとで尋ねたところ在庫があった。古書かと尋ねると、平成17年発行版の新品とのこと。コツコツ版を重ねていたのだ。それにしても13年もの間在庫していた。書店ではありえない。燈台下暗し。
そのあと沢田英男さんの個展と、京都文化博物館で『オットー・ネーベル』展を鑑賞。どちらも素敵な展示だった。本も手に入ったので、ニヤニヤしながら家路についた。