建仁寺と京都国立博物館で海北友松の『雲龍図』を拝観したあと本願寺へ。特別公開の飛雲閣を拝観し、1層の招賢殿でお茶をいただくイベントにも参加。そして、夜には特別公開の書院も拝観するという、本願寺三昧の一日だった。
こけら葺きがかなり痛んでいて、一層の唐破風と千鳥破風は板金で覆われていた。
お茶をいただいたあと一層のみ案内いただき、舟入の間も観ることができて幸せだった。
高床の黄鶴台(おうかくだい)と、手前の廊橋・擲盃橋(てきはいきょう)。飛雲閣同等のすばらしさ。これ以上寄れないのでズームしたらピンぼけ。一度でよいので間近に観たい。
書院見学のコースになっていた夜の飛雲閣。夜景ははじめてだったが、ライトアップされた三十六歌仙が黄金に輝いていてきれいだった。
書院見学では黒書院以外はすべて観ることができた。鴻の間の大空間、雀の間や菊の間の障壁画や天井画、能舞台、そして絢爛豪華な白書院と、どれも息を飲むほど美しかった。