アートの起源―科学

鈍行を乗り継ぎ丸亀へ。移動に往復10時間、現地滞在3時間。
きっかけは一昨日中村好文さん見たさに購入したCASA BRUTUS。この展覧会場の写真が載っていて、異様で目の眩むような設えに電気が走った。あまり余裕がなかったが、会場のウェブサイトを訪ねたら今日までだったので、大阪駅で新快速に飛び乗った。
展覧会は杉本さんおなじみの贅沢三昧。什器や展示空間にお金がかかっている。古代の出雲大社の階段を再現し、頂には雷神像が『放電場』を背景に屹立していた。
展覧会は、テーマを変えながら12ヶ月に渡り行われるそうだ。今回は『科学』、次回は『建築』、その後『歴史』『宗教』へと続く。次回の『建築』では谷口吉生さんとの対談があるとか。平日だがこんな機会はまたとないだろうから、スケジュール帳に予定を書き入れた。

土産は猪熊さんの『私の履歴書』と和菓子。杉本さんが特別に誂えた、和三盆で作られた『三十三水晶五輪塔』。こういうことが好きでたまらないのだろう。よくわかる。