ワクチン

父から1回目のワクチン接種を終えたと連絡があった。まだ数時間しか経っていないが、今のところ体調に異常を感じることはないそうだ。2回目は会場で予約を済ませたとのこと。
私も早く済ませてしまいたいのだが、接種券がまだ届かない。ニュースでは連日のように大規模会場がガラガラでもったいないと訴えているが、接種券がないので行きたくても行けない。政府や自治体が鈍間で、手際が悪く要領を得ていないのでどうしようもない。
昨日のニュースにも苦笑した。国がワクチンと共に送ってきた注射器が、一般的で繊細な1ミリリットル用ではなく、太く短く目盛りの荒い2ミリリットル用だったので、必要な0.3mlを摂りにくく、ひと壜をうまく使いきれずに残りを廃棄しているという。昨日今日はじめたわけでなく時間はあったはずなのに、なぜ最適な道具を用意できないのだろう。
うちの自治体は20歳~64歳への接種券の発送をはじめたそうだ。私の年齢では6/21から発送されるそうなので、うまくいけば今月中に1回打てるだろうか。
職域接種への早期対応のために前倒ししたそうだが、職域接種に接種券は不要だったのではなかったか。厚労省のQ&Aに書かれていた。でもいま確認するとAが更新されている。接種のときには必要ないが、後日提出しなければならないそうだ。更新前はまったく必要ないように書かれていたので、それだとどのように接種の管理をするのか疑問だった。
職域接種といえば、森ビルの集団接種は手を広げすぎだろう。森ビル社員とその家族だけでなく、所有ビルに入居する企業や店舗の従業員、所有マンションの入居者までを対象とし、その規模は10万人にのぼるとか。そんなことが許されるのかと思ったが、上述のQ&Aに書かれていた。最後まできちんと面倒を見られるのであればかまわないとか。でも10万人といえば立派な自治体の人口ほどもある。果たしてうまくいくだろうか。