京都人の密かな愉しみ:桜散る

とうとう終わってしまった。とても寂しいが、三八子さんが幸せになれたのでよかった。
はじめて観たのは一昨年の冬。おまかせ録画で録画されていた。よい番組だと思ったが、続きはなかなか放送されず、忘れた頃にまた録画されていた。
放送スケジュールが希代なら番組の構成も変わっていた。老舗菓子舗をめぐるドラマを主軸に、短編ドラマやドキュメンタリーが挿され、料理コーナーまであった。散り乱れそうなこれらのパートを媒介したのが京都。四季折々の美しい映像と、実になり為になる歴史や文化や風習。
物語もよく、メインドラマのキャストに常盤貴子さん、銀粉蝶さん、団時朗さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、伊武雅刀さんなどが名を連ね、短編ドラマでは中村ゆりさん、丘みつ子さん、石橋凌さん、余貴美子さん、柄本明さん、柄本佑さん、中越典子さん、川島海荷さん、中村倫也さん、戸田菜穂さん、小沢真珠さん、本上まなみさん、黒谷友香さん、高岡早紀さん、佐川満男さんなどそうそうたる面々。
音楽は阿部海太郎さん。新日曜美術館のテーマ曲を書かれた方。情景に合わせた楽曲はどれもすばらしいが、なかでもエンディングで流れる『京都慕情』は格別。原曲はベンチャーズで渚ゆう子のカバーが有名だそうだが、このドラマでは武田カオリさんが歌っていて、アレンジともにとても合っている。ぜひ手元にとCDを探したところ、阿部さんご自身のアルバムに収録されていた。しかもこの番組の楽曲もたくさん入っていて、願ったり叶ったりの一枚。

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