住む。

暮らしや住まいについての雑誌が多く出版されるようになったが、どれも似たような内容でげんなりする。目につく部分や派手なところを前面に出し、読者をあおる姿勢はまるでファッション雑誌のようだ。その点、『住む。』はこれらとは異なる印象を受ける。まず季刊というのがよい。この手の雑誌は月刊にする必要はないと思っている。常に新しい情報を伝えるものではないだろうし、目まぐるしく発売される商品を紹介するものでもない。
出版社は農山漁村文化協会という、暮らしや住まいを見つめ続けている会社。豊かで簡素に暮らすには、様々な知恵や工夫が必要だと説く会社だ。
エッセイの執筆陣は、長田弘さん、大橋歩さん、原研哉さん、松山巌さん、三谷龍二さんなどバラエティ豊か。 最新号では、ドイツにある李英才さんの工房を訪ねたり、三谷龍二さんが地元松本のよいところを案内したり、魅力的な古道具を紹介したりと充実している。

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