器のための美術館

二度目のルーシー・リー展は金曜日の午後。混んでいるかと思って行けばその通りだった。コンベアに乗せられたように来館者が次々と建物へ吸い込まれている。
前回は空いていてゆっくり鑑賞できた。認知度が低いのだとほくそ笑んだのに。展示室でもコンベア式に鑑賞していたが、バカみたいなので空いているところを見つけては潜り込んだ。
ルーシー・リーの器は2年前に21_21で観たが、展示方法がよくなかった。ガラスビンを並べて水を張った展示台に器が点在していたが、台が大きいので遠くてよく観えない。主役は器なのに台まで作品のようだった。たしか展示構成は安藤さん。気張りすぎたか。
その点この美術館は気持ちよく観れる。陶磁器のための美術館。自然光と照明がうまく合わさりとても観やすい。この仕組みはわざわざ説明を掲示するほど。展示ケースの前に太い木製の手摺がついていて、これに肘掛ければ目近に観ることができる。
前回買わなかった図録を購入。彼女の作品集は何冊も持っているので、もういいやと思っていたが、はじめての作品もあったので記録のために。

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