天平美術

杉本博司さん装丁の軸『華厳経(二月堂焼経)』三幅。この作品のみ撮影可能だった。

大阪市立美術館にて『天平礼賛』展鑑賞。今週末までと知って滑り込んだ。
正倉院宝物(模造)を筆頭に、器、鏡、仏像、書、裂、香木、絵画などが集結。点数は多くなかったが、古裂を集めて貼りつけた大帖や、写経の断片を集めて貼りつけた古写経手鑑などが印象的だった。正倉院宝物には『蘭奢待』と呼ばれる香木があるそうで、摸刻が展示してあった。
展示の最後は『華厳経(二月堂焼経)』。文字が金色に見えるが、金分を含んだ銀泥だろうか。奈良国立博物館や大阪市立美術館所蔵の焼経も展示していたが、これらは銀色だった。
紺紙銀泥の書はこの上なく美しい。焼痕は焼き物の景色のようで魅入ってしまう。国宝『金光明最勝王経』も展示していたが、紫紙金泥もまた美しい。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です