国立国際美術館にて草間彌生『永遠の永遠の永遠』展を鑑賞。
はじまって3か月経つし、今日は平日。ゆっくり観られるだろうと思ったらなんのなんの。行列には至らないが、次から次へとお客さんがやってきた。お客さんはなぜか女性が多く、若い女性やおばさまたちの熱気が漂い、作品と相まり艶めかしい雰囲気にドキドキした。
作品は昨年ドキュメンタリー番組の中で制作していたシリーズ。これが観たかった。タイトルは読まずただ作品と対峙。考えたってわからない。ほとばしる色や図をひたすら網膜に焼きつけた。さすがに最後は疲れ果て、長椅子に腰掛けしばらく休まなければならなかった。
それにしても彼女のパワーやパッションのすごいこと。齢83にして100点もの作品を次々に生み出すなど尋常でない。いつも口にする『闘う』ことでそれが保たれているのだとしても、私のような凡人にはとうてい計り知れない。ただただお元気でと祈るばかりだ。