環境と心理

細野さんの新しい本の情報を探していたら、METAFIVEの新曲が夏にリリースされていたことを知った。YouTubeの公式チャンネルで聴いてみると、いろんな部分にグッときた。
METAFIVEではじめて小山田圭吾さんが歌っていた。1番だけだが、曲調と相まったのか目頭が熱くなった。2番をLEO今井さん、3番を高橋幸宏さんが歌い継いでいて、「ヴォーカルが3人もいて贅沢なバンドだ」と茶化したが、幸宏さんの歌声を聴いて涙腺が緩んでしまった。どうか病気を克服して、METAFIVEの新譜を聴かせてください。心よりお祈りしています。
作詞作曲は小山田圭吾さん。これもはじめてのこと。『Mellow Waves』を感じる部分があるが、ビートやグルーヴはMETAFIVE仕様。いろんなシンセサイザーの音色やゴンドウさんのフリューゲルホルンがメロウで耳に心地よい。気持ちを自然描写で表現している詞が温かい。
MVは中村勇吾さん。彼の会社が製作したゲーム『HUMANITY』を用いているが、タイトルには合っていても詞や曲の世界には合っていないような。この映像は観るたび恐くなる。