トヨタがクラウンセダンの販売終了を検討しているそうだ。車を持たないので流行り廃りを知らないが、いまはSUVやワンボックスに人気があって、セダンは売れないのだとか。
たしかに駐車場にはSUVやワンボックスのほうが多く停まっているかもしれない。キャンプの影響などもあって、ファミリーユーザーはSUVやワンボックスを選択するのだろうか。
でも車の基本はセダンではないだろうか。容量などの実用は及ばないかもしれないが、走行安定性などの性能はセダンのほうがよいだろう。一時期ステーションワゴンが流行したが、SUVやワンボックスの流行も一時的なことではないだろうか。車種に限らず車の需要は減ってしまい、メーカーはしんどいだろうが、なんとか踏みとどまってほしいと思う。セダンをなくすことは、ひとつの文化がなくなるということではないだろうか。
この先も車を持つことはないだろうが、所有するならと思う車や憧れの車がある。大学生のころはシトロエンだった。CXやDSに魅了され、当時のモデルだったBXもよかった。プジョー205やボルボ240、サーブ900なども魅力的だったが、以降のモデルに魅力はなくなってしまった。
現行モデルでもなんとか魅力を保っているのはゴルフだろうか。LEDに変わってからどの車もライト周りがおかしくなり、ゴルフも現行モデルは好ましくないが、他の部分でゴルフらしさを保っていると思う。ワンボックスではルノーカングーが魅力的。
憧れの車は昔から変わらずポルシェ911。マイナーチェンジはしているが、ポルシェデザインは一貫していてブレがない。メルセデスやBMWは時代に迎合してしまったと思う。
現行モデルの911は日本人がデザインしているそうだが、新しいリアデザインにはため息がこぼれる。左右のリアランプが切れ目なく一直線に繋がっていて、ワイドフェンダーがより一層強調される。そしてランプの下にはPORSCHEロゴ。昔から変わらない。