鹿の舟

奈良国立博物館で『糸のみほとけ―国宝綴織當麻曼荼羅と繍仏―』展を鑑賞。その前に、お昼ごはんを食べるため、はじめて『鹿の舟』を訪れた。
近鉄奈良駅から南へ歩いて20分。開店前に着いたが、駐車場にはすでに何台も停まっていて、入口の前にはお客さんが並んでいた。石村由起子さんのファンなのだろうか。みなさんそれっぽい出で立ちをされていた。

かまどでご飯を炊いている。かまどをL型に囲むようにカウンター席があり、その周囲にテーブル席がある。設計は中村好文さんだが、奥のキッチンにらしさが見える。
ご飯もおかずも美味しいと聞いていたが、本当にそのとおりでお腹もいっぱいになった。

食後は別棟のカフェへ。名前は『囀(さえずり)』だそうだ。ちなみに食事をした棟は『竈(かまど)』、もうひと棟『繭(まゆ)』があるが、時間がなかったので入れず。

ちょっとした雑貨コーナーも併設されていた。木の棒のようなものに照明が仕込まれ天井を照らしていたが、ダウンライトよりはるかに雰囲気があり素敵だった。