e-Tax

税務署から封書が届いた。令和2年分の確定申告からは、電子申告(e-Tax)をしなければ65万円の控除が受けられないそうだ。またいらぬことをとムッとしたが、ペーパー申告との差額10万円は大きいので、やむを得ず電子申告をすることに決めた。
手順を理解しておこうとe-TaxのWEBサイトを訪れたが、どうしたらこんなにややこしいことになるのだろうとため息。『公的個人認証サービス利用者クライアントソフト』や『作成コーナー事前準備セットアップ』をインストールせよというが、得体の知れないものはインストールしたくないのに。仕方なくインストールすると、完了画面に移行せずフリーズ。だから嫌なのだ。強制再起動し、設定⇒アプリを確認するとインストールされている。だから嫌なのだ。『確定申告書等作成コーナー』のWEBページでも準備完了と表示されている。申告の準備ができていないのでこれ以上は進めないが、果たしてうまくいくのだろうか。
経理は弥生のソフトを利用しているが、令和2年分の確定申告に対応しているというので、この際6年前に導入したVer.15から最新版のVer.21へ買い直した。申告のところを見るとe-Taxボタンがあるので、これを押せばe-Taxへつながり自動で申告してくれるのだろう。
でもこの便利な機能は完全ではないようだ。社会保険料の控除はこれまで通り証明書類を税務署へ届けなければならないそうだ。『確定申告書等作成コーナー』を利用して申告する場合は、証明書の内容を転記したり画像を添付したりすれば、証明書類の届出は省略できるらしい。
弥生へ問い合わせると、開発が追いついていないとのこと。大手メーカーがこれなので、やはりお上のシステムがややこしいのではないのか。手間を省くためやペーパーレス化のための電子申告だろうに。こんなことならソフトを買い直さなければよかった。