仕事部屋のLEDランプが切れた。突如点滅をはじめ、数秒後に力尽きた。
製品はアイリスオーヤマ・LDA14L-G-10T5・一般電球100W形相当・電球色相当。はじめてのLEDなのでカウントアップアプリで時間を記録していたが、確認すると3年と37日だった。
設計寿命40,000時間は発光ダイオードのことで、器具のことではないとわかっているが、それでも半分も持たないのかとがっかりした。これなら詐欺罪で訴えられるのではないか。
LED照明にはじめて触れたのは2009年。改修施設の照明器具の増設に、輸入されはじめた外国製の器具を導入した。得意先の客先が扱っていたもので、先進的だと得意先の社長が気に入った。でも設置してみると、暗い、眩しい、熱いとよいところはなく、挙句の果てにすぐに切れてしまった。以来LED照明は信用していないが、仕事柄経験しておくべきと家じゅう交換。
5年保証なので新品へ交換してくれるかもしれないが、レシートが残っていない。そもそも電球ひとつ壊れたからと、メーカーへ送ったり購入店へ持ち込んだりするだろうか。ネットで新しく購入したほうが手っ取り早い。そう思わせるほど価格もこなれている。
LED照明は、発光ダイオードは長寿命だが、基盤やコンデンサーはこれまでと変わらないので、この部分が発熱して劣化して壊れる。だからこの部分の革新がない限り40,000時間灯らない。それなのに放熱フィンがなくなった。大丈夫なのだろうか。見た目を優先して寿命をおろそかにしているはずはないだろうが、これだけしか持たないのでそう考えたくもなる。