モンクと平家物語

シネ・リーブル梅田でセロニアス・モンクのドキュメンタリー2部作を鑑賞。1968年の製作だそうだが、思ったより映像がきれいで、モンク独特のリズムをとる足の動きが鮮明だった。知らなかったが、自分が演奏しないときはピアノの横に直立する。そのうち体をゆっくり回しはじめた。生体リズムになっているのか、空港でも回っていたのが可笑しかった。
ネットでチケットを購入する際、作品名の横に『odessa music』と書かれていたのは、新しい音響システムのことだった。ミニシアターに最適化されたスピーカーが設置されているそうだ。上映前にIMAXやDolby Cinemaのように紹介映像が流れたが、ただラウドネスを上げただけという印象。餅網の低い天井は変わらずで、もとより音響に配慮のない劇場。施す意義はあったのだろうか。モンクの演奏はよく聴こえたが、実際のところどうなのだろう。
書店へ行き、『平家物語』、『平家物語 犬王の巻』を購入。YouTubeで映画『鹿の王』の予告を観ていると、おすすめにTVアニメ『平家物語』のPVが出現。好みの作風だったのでネットを調べてみると、先週放送がはじまったばかり。さっそくレコーダーの予約設定を行い、見逃した第1話は無料配信を見つけて鑑賞。やはり好みの作風だった。
公式ウェブサイトのスタッフ・キャストページにある、キャラクター原案の高野文子さんのコメントに引かれたので、どんな方なのだろうと検索すると、『ドミトリーともきんす』の作者だった。むかし何かで見て面白そうな本だと思ったが、その後忘れてしまっていた。
平家物語は義務教育で習ったと思うが記憶にない。その後読んだこともなかった。TVアニメの原作となる平家物語は、古川日出夫さんの現代語訳を下敷きにしているそうで、読んでみたいと思ったが、900ページもある四六判で3,850円。ビビったので先にお試し版で祇園精舎を読み、これなら大丈夫だろうと購入。松本大洋さんの帯装画が素敵だった。中央は平清盛だろうか。
松本大洋さんは、この夏公開予定の映画『犬王』でも古川日出夫さんと組んでいる。原作である『平家物語 犬王の巻』の著者は古川日出夫さんで、カバー装画は松本大洋さん。犬王が奇妙奇天烈な容姿なので、必然としてキャラクター原案を担当することになったのだろうか。
本日閉店するタワーレコード梅田大阪丸ビル店へ立ち寄った。開店したのは1995年だそうだが、開店初日に訪れたことを覚えている。その年から西梅田で働いていたが、その日昼休みに地下街を歩いていて開店を知った。たしかパット・メセニーのCDを購入した。
そういえばこのお店でTVに映ったことがあった。『紳助の人間マンダラ』の『愛のデートマンダラ』というコーナーで、松澤一之さんに声をかけられた。その日は「モテないちゃん」の回で、主役の女性がカメラに映る私を指名してくれたそうだが、用事があったのでお断りした。松澤さんから「同じ匂いがする」と言われたが、何に対してのことだったのだろう。
閉店の記念に『Plays Duke Ellington』を購入。26年間ありがとうございました。

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