永久にバブル

東京都庁は竣工から19年経つそうで、あちこちでガタが出はじめているそうだ。メンテナンス費用のことで都が頭を抱えているとニュースが伝えていた。
建物を長く保つためにはメンテナンスが必要だが、東京都庁は高さ243m、床面積190,000m2もあるモンスター。これだけの規模になると簡単にはいかない。
たとえば外壁目地。外壁の石と石の間に雨水が入らないように充填する材料だが、太陽光や風雨にさらされ続けると隙間ができる。そこで材料を充填し直すわけだが、この建物の場合総延長は148kmに及ぶとか。大阪から名古屋まで。作業員は気がふれるかもしれない。とりあえず試験として部分的に作業を行うそうだが、それでも10億円かかるそうだ。ほかにも、外壁や窓ガラスを掃除するためのゴンドラ18基の更新に10億円、窓のブラインドはすべて電動なので、更新するにせよ手動式に替えるにせよお金がかかる。金食い虫があちこちに巣食っているわけだ。
お金がかかるのはメンテナンス費用だけではない。当時は最新だった機能が現在ではそぐわなくなり、最新機能を導入するために80億円かかるとか。でも最もお金がかかるのは、給水、排水、換気、空調など設備のメンテナンス。向こう30年で必要な費用は1,000億円にのぼるとか。
丹下さんいまごろ雲の上で、「まいったなあ」と頭をポリポリ掻いているかもしれない。

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