ワクチン接種 #2

一昨日ワクチン2回目を接種。1回目と異なりその日のうちに筋肉痛を発症。
翌朝目が覚めると体がだるく節々が痛い。体温は37度。やはり熱が出た。モデルナ製ワクチンの場合、2回目接種後に75%が発熱しているのだとか。
トーストを食べ、購入しておいた解熱剤を飲む。再び寝込み、昼ごろ目が覚めると症状が悪化していた。体温は38度。解熱剤を飲んだのになぜ上がるのだろう。ふらふらしながらスーパーへ行き、今日の分まで食料を調達。ついでに熱さまシートなるものも購入した。
5時間ごとにアラームをセットし、解熱剤を飲み続けた。そして今朝。熱は下がったが、節々の痛みはいくらか残っていた。それより一日寝ていたので腰が痛くてたまらない。でも一日寝ていたので足のむくみがとれていた。これは大誤算。
足がむくむようになった。いつからか靴を履くときキツイと思っていたが、むくみのせいだとは思いもしなかった。はっきり意識したのはひと月前くらいだったか、ウォーキングのあと足裏が痛んだり痺れるようになった。それでまじまじ足を見ると、くるぶしの出っ張りがなくなっていた。周りの皮膚を押すとしらばく凹んだまま戻らない。甲もパンパンになっている。
ふくらはぎのポンプ機能が弱っているせいではないかということで、ふくらはぎの筋トレやスクワットをはじめた。あと弾性ストッキングなるものも注文。

佐々木マキさん

スーパーの雑誌コーナーに『暮しの手帖』。表紙画は佐々木マキさん。鏡の国のアリスの登場人物たち。ユニコーンとライオンの闘いを見ているアリスの顔は呆れている。
『暮しの手帖』を手に取るのはずいぶん久しぶり。松浦弥太郎さんが編集長のときはしばらく購読したが、仕事が忙しくなり、ゆっくり読めなくなったのでやめてしまった。松浦さんに対しても、啓発本のような著書を次々と出しはじめて魅力が失せてしまった。
松浦さんが編集長のころは、牧野伊三夫さんが毎号表紙を描いていたが、いまは描き手が毎号変わるようだ。それで最新号は佐々木マキさん。『暮しの手帖』にマキさんは意外だったが、潤いのない世の中なので、ユーモアがあり穏やかになる絵を、と編集長がリクエストしたのだとか。現在の編集長は、北川史織さんとおっしゃる生え抜きの方だそうだ。松浦さんが辞めたあと、本上まなみさんの旦那さんが就任したと聞いたが、すでに交代していた。
ところで、公式サイトでバックナンバーの表紙を眺めていて気がついた。上述の編集長ごとにタイトルロゴの書体が変わっている。セリフ体は共通しているが、かたちが微妙に違う。ロゴはコロコロ変えるものではないと思うのだが、松浦さん以前も違っているのであまり頓着していないのだろうか。花森さんの時代はどうだったのだろう。

Last And First Men

球場を後にして「さてこれからどうするか」。直帰する気分ではなかったが、観たい映画はなかった。いやひとつあった。どうしても観たいわけではなかった『最後にして最初の人類』。監督をした方は贔屓だったが、公式サイトや予告を見ても食指が動かなかった。
3年前に急逝したヨハン・ヨハンソンが、生前最後に取り組んだ作品だそうだ。はじめは映画ではなく、映像を流しながらオーケストラが生演奏をし、それを鑑賞するスタイルだったとか。彼が亡くなったあと、別の作曲家が引継ぎスコアが完成したそうだ。だから連名なのか。
彼はこれまで映画音楽をつくってきた人なので、監督をしたと知って驚いたが、本作はいわゆる映像作品だった。旧ユーゴスラヴィアに点在する『スポメニック』の映像と、ティルダ・スウィントンによる朗読、ヨハン・ヨハンソンの音楽から成るシンプルな構成。
朗読の中身は同名小説の一部。原作というべきか。1930年の出版とかなり古い。『2001年宇宙の旅』を書いたアーサー・C・クラークは、「この本ほど私の生涯に影響を与えた作品はない」と言っているとか。2004年に翻訳本が出版されているが現在は絶版。古書はプレミアつき。
少しでも情報をと、A5サイズで32ページしかないのに千円もするパンフレットを購入したが、原作が一部掲載されていた。だから完全読本なのだろう。大層な副題をつけてこすいことをする。一部しか掲載しないとは蛇の生殺しではないか。
少ない情報を総合すると、20億年先に生きる人が、現代人の脳を操作してその原作を書かせている。人類は20億年の間に何度かモデルチェンジをし、20億年先の未来人は18代目の人類で、最後の人類なのだそうだ。どのように人類が20億年も続くのか、読みたくてしょうがない。

母校、今年も敗れる

早朝ウォーキングをしながら考えた。やはり応援に行くか。
今日は高校野球地方大会で母校の試合がある。相手は報徳学園。3年前東兵庫大会の決勝まで進んだのに、報徳学園に負けてしまった。応援にかけつけていたのだが、自分が球場へ出向いたせいで負けたのではないか。だから二度と応援に行かないつもりでいたが、今日はひょっとして報徳学園を負かすのではないか。そう思ったら見ないわけにはいかなかった。
でも報徳学園はやはり強かった。1回2回と1点ずつ入れられ、4回には2ランホームランを浴びた。5回に1点を返したが、その裏にまた入れられたので、トイレのために席を立ち、そのまま球場を後にした。やはり自分が球場にいては勝てない。でも1-5で負けた。
ところで、母校のユニフォームのストッキングはオレンジ色。ソワソワ落ち着かない色だが、今日関係者の応援席を見て唖然とした。タオルがジャイアンツと同じオレンジ色。それをみなさん首にかけている。さすがに回しはしなかったが、見るに堪えられない光景だった。
母校はアンダーシャツが半袖なのか、袖から出ていない選手がほとんどだったが、報徳学園は全員が長袖のアンダーシャツを着て揃っていた。夏の長袖は暑いだろうが、日射の防御や流汗を止める役割がある。投手は手首の動きで球種がバレるので、長袖にして目立たないようにしているとか。真偽のほどはわからないが、でもきっとこういうところに強弱が表れるのではないだろうか。ユニフォームが揃っている姿は見ていて清々しい。
ストッキングに戻るが、オレンジではなく濃紺にしてはいかがだろうか。しかもラインの入っていないソリッドなタイプ。ユニフォームも白と濃紺のシンプルなものが好み。MLBではヤンキース、高校野球では池田高校などが記憶に残る。

アメリカン・ユートピア

塚口サンサン劇場の『アメリカン・ユートピア』は、やはり爆音上映だった。でもただ低音を増しているのでなく、ただラウドネスを上げているのでもない。バランスがよく解像度が高いと感じた。一音一音が明瞭で、小さな響きまで余さず再現されているようだった。
通常と異なるのはステージにある1組のスピーカーだけだったが、このスピーカーは仮設ではなく常設だそうで、いつでも『重低音ウーハー上映』ができるようになっているとか。さらには、作品が音楽やミュージカル、舞台などの場合は、作品の特性を壊さぬよう細心の注意を払い、重低音を調整した『特別音響上映』へと変化するそうだ。
音がよかったおかげか、初見のときよりも新鮮に感じた。デヴィッド・バーンと11人のミュージシャンやダンサーが、シンプルだが巧妙につくられたステージセットで、歌うように踊り、踊るように演奏していた。心地よいギターのカッティングやベース奏者のパフォーマンス、6人の打楽器奏者による重層的なリズムに頭が揺れ、そのうち身体まで揺れてしまった。
終始楽しく笑顔がやまず、ときに目頭が熱くなった。鑑賞後は陶然となり、清々しい気分で劇場を後にした。圧倒的な完成度のロックスペクタクル。まさに至福の体験。