ブラッド・メルドーのピアノソロを拝聴した。会場はOBPにある住友生命いずみホール。 昨夏開催されるはずだった。数枚しかアルバムを持っておらず、ピアノソロの楽曲も無知だったが、聴いてみたいとチケットを入手。でも来日直前に行われた手術のせいで中止となった。 払い戻しを受けると熱は冷めた。11月に改めて来日が発表されても気は向かなかった。でも数日前再び火がついた。イープラスから届いた当日引換券発売のメールがきっかけだった。 来日を思い出し、検索してみるとツアーは始まっていた。ツイッターでは大絶賛だった。セットリストを見てみると、レディオヘッドの『Karma Police』やデビッド・ボウイの『Life on Mars?』、ビートルズ、ニール・ヤング、ボブ・ディラン。YouTubeに同じような楽曲のライブ映像を見つけたので視聴した。観終えるとすぐにチケット購入ページへ飛んだ。 素晴らしい時間だった。2時間弱で17曲。アンコール4回。最後は挨拶のためだけに出てきてくれた。ツアー最終日だったのでサービスしてくれたのだろうか。 演奏は、『Karma Police』も『Life on Mars?』もよかったが、ビートルズの『Golden Slumbers』に鳥肌が立った。組曲のようなアレンジだった。最後に演奏したガーシュウィンの『How long has this been going on?』は、原曲に素直なところが気持ちよかった。
最後の晩餐。絶筆だそうだ。1987年、ダ・ヴィンチの最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ聖堂の傍で本作の展覧会を行ったが、オープニング後に体調を崩し帰国。先延ばしにしていた胆嚢の手術を受けるが、術後の処置が悪かったせいで亡くなった。享年58歳。 ウォーホルは敬虔なカトリック教徒であり同性愛者だった。THE BIG Cの「C」はCancerの頭文字で、昔エイズは同性愛者の癌と呼ばれていた。バイクはタンクを見るとホンダウィングが描かれている。ホンダウィングは勝利の女神ニケのことなので、癌に打ち勝つという意味が込められているのではないか、とはある方の考察。バックストーリーがあるのだ。