木工房の40年

先日上京したときに森岡書店で手に入れた冊子。昨年は三谷龍二さんが工房を開いて40年だったそうで、この冊子はその記念としてつくられたそうだ。でも刊行に合わせて開催された展示販売会でしか手に入らなかったようで、書店などには流通していなかった。
A5サイズ、51ページ、仮フランス装。見開きの右ページにテキスト、左ページにご本人撮影の作品写真。そのセットを1年とし、1981年から2020年までの出来事や思いが綴られている。
三谷さんを知ったきっかけは中村好文さん。工房や住まいを中村さんが設計し、雑誌などに掲載された。2002年に雑誌『住む。』で連載がはじまり、2005年にはじめての著書『木の匙』を上梓。今で言うところの「暮らし系」書籍のさきがけだったのではなかったか。
この冊子ではじめて三谷さんの過去を知った。器をつくる前、木工をはじめたころは、アクセサリーをつくり行商をしていた。そして、その前は劇団にいてポスターなどをつくっていた。
料理らしい料理をしないので、三谷さんの器も匙も持っていない。バターケースは欲しい物リストにずっと入っているが、バターを食べないので入手することはないかもしれない。
冊子の造本はサイトヲヒデユキさん。ジョセフ・コーネル展の図録や、皆川明さんの『Letter』を手がけた方と知り好感を持ったが、名前のカタカナ表記は好きではない。

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